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2007年12月12日 (水)

『偽』は人の為ならず

日本漢字能力検定協会が毎年募集している
「今年の漢字」が発表になり、
今年は『偽』に決まったそうです。
今年を象徴する漢字としては残念な字ですね。
『偽』という漢字は“人”の“為”と書きますが、
調べてみると「人の為」の行いが『偽』という
意味ではなく、“為”の旧字体“爲”の
「する。行う。…となる。」などの意味から
「人が(作為的に)つくる」→“いつわる”という意味に
なっていったと考えられているそうです。

“人の為”と言えば、
「情けは人の為ならず」ということわざは
<人に情けをかけることは人の為ではなく自分の為>
つまり、[人の為ではない(=自分の為)]
という意味ですが、
<人に情けをかけることはその人の為にならない>
つまり、[人の為に成らない]
と誤った解釈をしている人が多いそうですが、
「偽り」も人の為にならないのは当然ですが、
結局は自分の為(私利私欲の為)なんでしょうね。
そして悪事の報いはやがて自分に返ってくるんです。
“偽りは人のためならず”です。

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